ごきげんよう。 先日来られたAさん。話を伺ってみると、知り合いの方が交通事故を起こされた。大した事故ではないため、「大丈夫」ということでその場は終わったのですが、その後、被害者は警察に報告し人身事故になった。それから後もずっと治療に通われているそうです。。。
人は困難に出会ったとき、「なぜ?こうなったのだろう?」「何がいけなかったのか?」と、つい過去を振り返り、原因を探りたくなります。しかし、原因が突き止められたとしても、どうしようもないのです。---未来を見つめ、目的を考える。---原因論の「どうしてこうなった」ではなく、「これから何ができるか」を創造し、行動することが大切なのです。「怒り」という感情には、こうなって欲しいという目的があります。「もう、治療院に通わなくて良いだろう」「普通の人の感情では、考えられないね」目的が理解出来れば、その目的を叶えるために、何がこれから出来るのかを考え、計画し、行動をすることが大切だと思います。「アドラー心理学」駒澤大学教授 八巻秀氏監修より引用。ごきげんよう。